「国民国家」日本と移民の軌跡 : 沖縄・フィリピン移民教育史

書誌事項

「国民国家」日本と移民の軌跡 : 沖縄・フィリピン移民教育史

小林茂子著

学文社, 2010.3

タイトル別名

国民国家日本と移民の軌跡 : 沖縄フィリピン移民教育史

タイトル読み

「コクミン コッカ」 ニホン ト イミン ノ キセキ : オキナワ・フィリピン イミン キョウイクシ

注記

博士論文「戦前期における沖縄移民に関する教育学的研究 : 沖縄での移民教育の実践とフィリピン・ダバオにおける沖縄移民の自己意識の形成を通して」(中央大学, 2006年)に基づいて編んだもの

参考文献: p327-353

内容説明・目次

目次

  • 第1部 沖縄における移民教育の展開(1910年代までの地域にみる「風俗改良」の態様—移民教育の地域的普及を中心に;1920年代における海外沖縄移民の実態と移民教育の組織的展開;沖縄の移民教育としての『島の教育』(1928年)の再評価—とくに「大正自由教育」の影響による多面性に注目して;開洋会館(1934年)の機能変化と村の移民送出状況の背景—1920年代後半から1930年代半ばまでの移民教育事情;「南進」政策による移民教育の変容—移民教育かた植民教育への変質)
  • 第2部 フィリピンにおける沖縄移民の自己意識の形成(フィリピン・ダバオにおける沖縄移民の自己意識の形成過程;沖縄移民の生活実態と郷友会的社会による「沖縄人としてのアイデンティティ」形成—「仲間喜太郎日記」(1937年)を中心に;フィリピン・ダバオの日本人学校における沖縄移民二世の自己意識)

「BOOKデータベース」 より

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