演劇インタラクティヴ : 日本×ドイツ
著者
書誌事項
演劇インタラクティヴ : 日本×ドイツ
早稲田大学出版部, 2010.3
- タイトル別名
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演劇インタラクティヴ : 日本ドイツ
- タイトル読み
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エンゲキ インタラクティヴ : ニホン×ドイツ
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注記
参考文献: 巻末p4-17
年表: 巻末p36-53
2刷(2010.5)の頁付: 291, 54p (参考文献: 巻末p5-18. 年表: 巻末p36-54)
内容説明・目次
内容説明
世代、問題意識、専門領域を異にする十人の論者が、「演劇」をめぐって問いかけあい、語りあい、切り結んだ考察の軌跡。
目次
- 第1の段 「演劇なるもの」をめぐっての原理的考察(「キャラ」で見る喜劇—映画『釣りバカ日誌』とブレヒト/ヴォリヨキの『プンティラ』;人形劇、日本とドイツの場合—儀礼からオブジェクト・シアターへ;ドイツと日本、「近代」と演劇—「国民/国家」が生まれるとき、「演劇」とのそれぞれのつきあいかた;ドイツの日本演劇受容にみる異文化「誤解」のダイナミズム—「能まがい」「歌舞伎もどき」が投じた波紋)
- 第2の段 20世紀初頭の「日本×ドイツ」演劇の同時代性と差異(築地小劇場の成立と展開—ドラマティストとしての久保栄の位置;宝塚歌劇とカイザーの『二つのネクタイ』—堀正旗が残したもの;「作品の美学」よりも「作用の美学」を!—戦前の日独アジプロ演劇の実践)
- 第3の段 現代演劇における「日本×ドイツ」の新たなる創造性(ベルトルト・ブレヒトと井上ひさし—「あとから生まれてくる人々へ」の「思い残し切符」;アングラ演劇の世界的位相—寺山修司のドイツ体験と「市街劇」成立をめぐって;一九九〇年代以降の現代演劇の実践と批評—ドイツと接する「点」から「面」へ)
「BOOKデータベース」 より