スペースシャトルの落日
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書誌事項
スペースシャトルの落日
(ちくま文庫, [ま-38-1])
筑摩書房, 2010.3
増補
- タイトル読み
-
スペース シャトル ノ ラクジツ
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内容説明・目次
内容説明
2010年秋に退役予定のスペースシャトル。機材を再利用し、低予算で宇宙への定期運航を実現させるというコンセプトのもと、年間50回の打ち上げを目指したが、実際は09年でわずか5回だった。一方で費用は大きく膨らみ、さらに国際宇宙ステーションの完成遅延など、宇宙開発全体に大きな影響を及ぼしている。なぜ、どこで計画が狂ってしまったのか。文庫化にあたっては大幅に加筆し、最新の現状をレポートする。
目次
- 第1章 スペースシャトルはこんなもの(スペースシャトルについて知ろう;巨大で翼を持つ有人宇宙船 ほか)
- 第2章 スペースシャトルが起こした事故(スペースシャトルの二つの事故;「コロンビア」空中分解事故—二〇〇三年二月一日発生 ほか)
- 第3章 そもそも間違っていた設計コンセプト(良い機械は「安い」「使いやすい」「壊れない」;安くするために機体を再利用 ほか)
- 第4章 世界中が迷惑し、だまされた(迷惑は世界を巡る;宇宙飛行士はひどい目にあった—「ふわっと92」 ほか)
- 第5章 スペースシャトルの次に来るものは(ブッシュ大統領の号令、シャトル・ISSから有人月探査復帰へ;シャトル部品を最大限に利用した「コンステレーション計画」 ほか)
「BOOKデータベース」 より