戦争の世紀を超えて : その場所で語られるべき戦争の記憶がある
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戦争の世紀を超えて : その場所で語られるべき戦争の記憶がある
(集英社文庫, [か48-2])
集英社, 2010.2
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センソウ ノ セイキ オ コエテ : ソノ バショ デ カタラレルベキ センソウ ノ キオク ガ アル
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319.8||Ka43110031464
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Note
2004年11月刊に大幅な加筆をし, 2009年8月6日の対談を第5章として収録
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Description and Table of Contents
Description
「森さんは場に感応するタイプです」姜尚中のその一言から、戦争や虐殺の傷跡の残る場所を訪ねての対談は始まった。アウシュビッツ、デンクマール、三十八度線—人が存在する限りこの世から戦争はなくならないのか。悪夢にも似た重苦しい旅で、二人は何を感じ何を思い、どんな真理に辿り着いたのか。文庫版のために行われたヒロシマでの対談を収録。さらに本文にも大幅に加筆した決定版。
Table of Contents
- 第1章 戦争の世紀のトラウマ—場所に残された記憶を辿って(善良な村人が殺戮者になるとき;虐殺のメカニズム ほか)
- 第2章 勝者、敗者、被害者の記憶—裁きの場で(一億総玉砕の裏側;儀式としての東京裁判 ほか)
- 第3章 限定戦争という悪夢—冷戦の最前線で(朝鮮半島分断へ;いびつな階級と同族憎悪 ほか)
- 第4章 そろそろ違う夢で目覚めたい(純真無垢な残虐性;リアリティなき殺人の連鎖 ほか)
- 第5章 ヒロシマ、その新たな役割—「核なき世界」の発信地に(広島を東アジアの「入場チケット」に;二十一世紀、この十年の戦争 ほか)
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