中世後期ドイツの犯罪と刑罰 : ニュルンベルクの暴力紛争を中心に
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中世後期ドイツの犯罪と刑罰 : ニュルンベルクの暴力紛争を中心に
(北海道大学大学院文学研究科研究叢書, 19)
北海道大学出版会, 2010.3
- タイトル別名
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Verbrechen und Strafe im spätmittelalterlichen Deutschland
中世後期ニュルンベルクにおける犯罪・刑罰・支配
- タイトル読み
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チュウセイ コウキ ドイツ ノ ハンザイ ト ケイバツ : ニュルンベルク ノ ボウリョク フンソウ オ チュウシン ニ
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注記
博士論文「中世後期ニュルンベルクにおける犯罪・刑罰・支配」(北海道大学, 2002年)を加筆修正したもの
参考文献: 巻末p11-20
内容説明・目次
内容説明
中世後期のニュルンベルク。「お上」として自己を意識しはじめた都市参事会は、公的刑法と治安維持機構を武器として、新しい秩序を創出しようとした。他方で、都市住民は自力救済的暴力とその調停からなる伝統的秩序を形成していた。本書は、この2つの秩序の対立と協働に焦点を当て、都市平和の維持と回復の仕組みを解き明かす。
目次
- 序章(問題関心;研究動向 ほか)
- 第1章 一四・一五世紀における刑事裁判と治安維持制度の発展(参事会刑事裁判の伸長;職権による告訴現象 ほか)
- 第2章 暴力の形態と原因(暴力の発生数と形態;暴力の発生原因)
- 第3章 参事会と住民の暴力(暴力の処理;刑罰適用の特徴)
- 第4章 公的刑法と都市社会(刑罰と和解のコンビネーション;恩赦と恩赦の請願 ほか)
「BOOKデータベース」 より