下町っ子戦争物語 : ずっと心に残る19話
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下町っ子戦争物語 : ずっと心に残る19話
東京新聞出版部, 2010.3
- タイトル読み
-
シタマチッコ センソウ モノガタリ : ズット ココロ ニ ノコル 19ワ
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内容説明・目次
内容説明
少年の目を通して見た戦争とは?戦勝祝賀行列ではじまり、配給生活へ。竹ヤリ訓練や学徒勤労動員。そして東京大空襲…火の玉が唸り迫ってきた。
目次
- おばけ煙突の見える町から—土手下の長屋より向島区寺島町へ
- 一二月八日の寒い朝に—目が覚めたら戦争になっていた
- タイショウホータイビ—教室には大東亜地図の戦況速報
- 負け抜き角力に悔し涙—負けた者は勝つまでやれのルールだった
- 最初の敵機は超低空で—撃墜したのはクウキだけだった
- 「米英撃滅イチ・ニ・サン!」—防空・防火、防禦訓練が始まった
- 路地裏の戦争ごっこ—ある男の語った消せない記憶
- 奉安殿のある学校へ—そこに天皇・皇后はいないけれど
- 黒犬にパンを奪われて—「振り向かずに征くぞ」と兄の一声
- 「よゥし、そこも敵の急所だ!」—竹ヤリ訓練に神風を待ちながら
- 売り物あればなんでも行列—腹が減っては戦どころではなくて
- 弁当箱を腰にくくりつけて—動員先は鉄工場のトロッコ押しだ
- B29はたった一機できた—空襲恐るるに足らずというけれど
- ボイラー室の陰で見たもの—これが「聖戦」の現実なのか
- 体当りでB29はバラバラに—友軍機はどこへ消えたのえやら
- 火中に鍋の蓋を追いかける—ただし、その蓋は手にしていない…
- 焼け跡探検とローソク作り—岸辺に流れてきた幼女のこと
- 隅田公園から言問橋へ—吹きつける北風の修羅場を行く
- 五月末の空襲とひとだまと—暗闇に青白い火は鬼火か死霊か
- 明るくてまぶしい夜がきた—放送一つで戦争が終わるのなら
「BOOKデータベース」 より