日本歴史の中の被差別民
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日本歴史の中の被差別民
(新人物文庫)
新人物往来社, 2010.3
- タイトル読み
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ニホン レキシ ノ ナカ ノ ヒサベツミン
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内容説明・目次
内容説明
一九七〇年代から八〇年代にかけての定説であった部落差別の政治起源論では、部落差別にかかわる諸問題を解明することができなくなった。その諸問題を前にして、一九九〇年代に、部落差別発生を地域社会との関係の中で解明してゆこうとする試みや、中世の被差別民の実相を明らかにしてゆく方向性が打ちだされるなど、多様な研究が行われるようになる。本書では、諸問題解決のための、九〇年からのさまざまな「潮流」の具体的な研究を、著名な七名の著者の講演録をもとに収録する。
目次
- 日本中世における差別の諸相(網野善彦)
- 差別観念・ケガレ意識を考える(宮田登)
- 「身分」社会の理解(朝尾直弘)
- 権力は差別とどう関わるのか(秋定嘉和)
- 西京散所と北野社(細川涼一)
- 小法師論(辻本正教)
- 地域社会がつくる差別(薮田貫)
「BOOKデータベース」 より