熱帯アジアの人々と森林管理制度 : 現場からのガバナンス論
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書誌事項
熱帯アジアの人々と森林管理制度 : 現場からのガバナンス論
人文書院, 2010.3
- タイトル別名
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People and forest management in tropical Asia : local-level impacts of diverse governance systems
- タイトル読み
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ネッタイ アジア ノ ヒトビト ト シンリン カンリ セイド : ゲンバ カラ ノ ガバナンスロン
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注記
参考文献: 各章末
索引: p265-275
内容説明・目次
内容説明
熱帯アジアの森林管理制度が地域にもたらす影響を検討し、管理の枠組みと地域住民とが織りなす多様で複雑な関係の理解をめざす。
目次
- 森林管理制度の歴史的展開と地域住民
- 第1部 「従来型」森林管理制度の形成と浸透(マレーシア・サラワク州の森林開発と管理制度による先住民への影響—永久林と先住慣習地に着目して;バングラデシュ・モドゥプール国立公園における森林管理制度と地域住民の対立—経緯と展望;森林破壊につながる森林政策と「よそ者」の役割—ラオスの土地・森林分配事業を事例に)
- 第2部 「住民参加型」森林管理の実践(フィリピンにおけるコミュニティ森林管理—自治による公共空間の創造につながるのか;コミュニティ林政策と要求のせめぎあい—タイの事例から;インドネシアにおけるコミュニティ林(Hkm)政策の展開—ランプン州ブトゥン山麓周辺地域を事例として)
- 第3部 「市場志向・グローバル型」制度の登場(マレーシアにおける森林認証制度の導入過程と先住民への対応—FSC・MTCC認証の比較から;インドネシアにおける地域住民を対象とした森林認証制度—地域社会への適応と課題;インドネシアにおける環境造林と地域社会—CDM植林をめぐって;REDD実施が村落に果たす役割と課題—カンボジアの事例より;生物多様性条約の現状における問題点と可能性—ボルネオ島の狩猟採集民の生活・文化の現実から)
- ローカル、ナショナル、グローバルをつなぐ
「BOOKデータベース」 より