「兵士」になれなかった三島由紀夫
著者
書誌事項
「兵士」になれなかった三島由紀夫
(小学館文庫, [す7-5])
小学館, 2010.4
- タイトル別名
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兵士になれなかった三島由紀夫
- タイトル読み
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ヘイシ ニ ナレナカッタ ミシマ ユキオ
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注記
三島由紀夫の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
一九七〇年十一月二十五日。自衛隊の本拠・市ヶ谷駐屯地で壮絶な最期を遂げるまで、三島由紀夫は毎年のように自衛隊に体験入隊を繰り返していた。その中で三島は、苛酷な訓練にも真摯に臨み、現場の「兵士」=自衛隊員たちとも濃密な交流を重ね、時に「クーデター」への思いも口にしていたという。三島にとって自衛隊とは何だったのか。そして、四十年近く封印されてきた「三島自決」までの知られざる道程とは—。“共に起つ”ことを期待された元「兵士」たちが初めて三島の肉声と貴重なエピソードを明かした、「兵士」シリーズの掉尾。
目次
- 第1章 忍(黙契;走る人;懸垂;水兵渡り;救出;美学)
- 第2章 剣(段級審査;手合わせ;服装点検;同期の二人;メダリスト)
- 第3章 絆(告白;継続監;自立の宴;最後の会話;運命)
- 最終章 手紙
「BOOKデータベース」 より