ナポレオンの亡霊 : 戦略の誤用が歴史に与えた影響
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書誌事項
ナポレオンの亡霊 : 戦略の誤用が歴史に与えた影響
原書房, 2010.3
新版
- タイトル別名
-
The ghost of Napoleon
- タイトル読み
-
ナポレオン ノ ボウレイ : センリャク ノ ゴヨウ ガ レキシ ニ アタエタ エイキョウ
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注記
奥付での著者表示: ベイジル・リデルハート
原著 (New Haven : Yale University Press, 1934) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
第一次大戦の惨禍の原因をナポレオン戦術を誤解した軍事思想の適用に求めたリデルハートのケンブリッジ大学講座「18世紀から20世紀に至る軍事思想の動向とその欧州史に与えた影響」講演記録を増補改訂した近代軍事思想批判の書。クラウゼヴィッツやジョミニなどの系譜・展開を解読しながら、歴史事例に照応した理論・実践双方の誤読・誤用の悪影響を指摘。
目次
- 第1章 起源—一八世紀の軍事ルネサンス(決戦が成立しなかった事情;密集横隊戦法 ほか)
- 第2章 戦法の醸成者たち—ナポレオン戦法の胎動(分進合撃の発想者;機動力発揮の先覚者)
- 第3章 歪曲された理論—ヨーロッパを破壊したシステム(堅実な戦略の僣称者;大量集中理論の救世主 ほか)
- 第4章 反省(二千年の背景;生き残る法則 ほか)
「BOOKデータベース」 より