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インタラクションの境界と接続 : サル・人・会話研究から

木村大治, 中村美知夫, 高梨克也編

昭和堂, 2010.3

タイトル別名

インタラクションの境界と接続 : サル人会話研究から

タイトル読み

インタラクション ノ キョウカイ ト セツゾク : サル ヒト カイワ ケンキュウ カラ

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注記

引用文献: p418-437

内容説明・目次

目次

  • 第1部 インタラクションの構造と理解(インタラクションと双対図式;霊長類学におけるインタラクション研究—その独自性と可能性;インタラクションにおける偶有性と接続;意図性帰属の勾配—他者に意図性を帰属することの起源)
  • 第2部 インタラクションの境界(野生チンパンジーの「対面あいさつ」の記述分析—その枠組みについて;実感されるろう文化—コミュニケーションの逸脱の事例;「見る」‐「見られる」による相互行為の創出と拡張—チンパンジーの覗き込み行動の分析から;そのインタラクションを私たちはなぜ「遊び」と呼ぶのか—ニホンザルのワカモノ間インタラクションの映像分析から;手話会話における分裂—視覚的インタラクションと参与枠組み;偶有性にたゆたうチンパンジー—長距離音声を介した相互行為と共財のあり方;相互行為のポリフォニー—バカ・ピグミーの音楽実践)
  • 第3部 インタラクションの接続(「Co‐act」と「切断」—バカ・ピグミーとボンガンドにおける行為接続;話し手になること、話し手になろうとしないこと—グループ・ディスカッションに見られる長い沈黙から;群れの移動はどのようにして始まるのか?—金華山の野生ニホンザル;バカ・ピグミーの歌と踊り—演技技法の分析に向けて;「より知る者」としての立場の確立—言い間違いの指摘とそれに対する抵抗;チンパンジー同士の相互行為からうまれる食物の価値;相互行為を支えるプラグマティックな制約—セントラル・カラハリ・サンにおける模倣活動の連鎖組織;相互行為は終わらない—野生チンパンジーの「冗長な」やりとり)

「BOOKデータベース」 より

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