神の棄てた裸体 : イスラームの夜を歩く
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書誌事項
神の棄てた裸体 : イスラームの夜を歩く
(新潮文庫, い-99-1)
新潮社, 2010.5
- タイトル読み
-
カミ ノ ステタ ラタイ : イスラーム ノ ヨル オ アルク
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内容説明・目次
内容説明
イスラームの国々では、男と女はどのように裸体を絡ませ合っているのだろう—。「性」という視点からかの世界を見つめれば、そこには、性欲を持て余して戒律から外れる男女がいて、寺院の裏には神から見放された少女売春婦までがいる。東南アジアから中東まで旅し、土地の人々とともに暮らし、体感したあの宗教と社会の現実。戦争報道では分からない、もう一つのイスラーム報告。
目次
- 第1章 街娼たちの渇愛—インドネシア/パキスタン(夜会;婆;兄弟の秘め事;禁じられた舞踊)
- 第2章 異境を流れる者—ヨルダン/レバノン/マレーシア(月の谷の女;死海の占い師;堕天使)
- 第3章 家族の揺らぎ—バングラデシュ/イラン/ミャンマー(人さらい;砂漠の花嫁;問わず語り)
- 第4章 掟と死—パキスタン/アフガニスタン/インド(銃声の子;花の都の裏切り者;切除;水の祈り)
- 第5章 路上の絆—バングラデシュ(浮浪児の渇き;幼ない乳)
「BOOKデータベース」 より