刻
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刻
(講談社文芸文庫, [いI2])
講談社, 2010.5
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コク
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注記
講談社版『李良枝全集』 (1993年) を底本とする
年譜: p238-244
著書目録: p245
内容説明・目次
内容説明
若くして亡くなった在日韓国人女性作家。日本で生まれ育ち、韓国人の血にわだかまりつつも日本人化している自分へのいらだちとコンプレックス。母国に留学し直面した、その国の理想と現実への想い。芥川賞作家の女の「生理」の時間の過程を熱く語る長篇と、「私にとっての母国と日本」という1990年にソウルで、元原稿は直接韓国語で書かれた講演を収録。
「BOOKデータベース」 より