第一次世界大戦期のイラン金融 : 中東経済の成立
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書誌事項
第一次世界大戦期のイラン金融 : 中東経済の成立
(Minerva人文・社会科学叢書, 162)
ミネルヴァ書房, 2010.4
- タイトル別名
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第1次世界大戦期のイラン金融 : 中東経済の成立
- タイトル読み
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ダイイチジ セカイ タイセンキ ノ イラン キンユウ : チュウトウ ケイザイ ノ セイリツ
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注記
平成16年度三菱財団人文科学研究助成および平成18~21年度の日本学術振興会科学研究費補助金 (課題番号18530271) による研究成果の一部
参考文献: p171-174
内容説明・目次
内容説明
本書では、イギリス領インドやロシア革命と接する中東としてのイラン、また、ドイツのインドへの道としてのイランに焦点をあて、イギリス公使の機密文書等からその資金の流れをていねいにたどる。パレスティナ問題や、イラク国家の成立問題の淵源ともいえる第一次世界大戦期のイラン金融の本質解明から、中東問題の理解を深化、精緻化する試み。
目次
- 序章 中東経済成立にいたる世界金融
- 第1章 諸外国によるイラン支配の諸態様—イラン駐在イギリス公使の機密文書から
- 第2章 トルコ分割とイラン再分割—1915年の西南アジア
- 第3章 大戦とアラブの混沌—1916‐17年
- 第4章 イラン財政・金融の危機—1915年を中心に
- 第5章 為替危機とペルシャ帝国銀行
- 第6章 アラブ国家形成の胎動とその資金的中核
- 第7章 ヒジャーズ国立銀行設立問題
- 終章 大戦の終結と中東の生成
「BOOKデータベース」 より