闇屋になりそこねた哲学者
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闇屋になりそこねた哲学者
(ちくま文庫, [き-32-1])
筑摩書房, 2010.5
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ヤミヤ ニ ナリソコネタ テツガクシャ
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Note
略歴: p244-245
著作一覧: 巻末pi-ix
2003年1月晶文社から刊行されたものを加筆・訂正したもの
Description and Table of Contents
Description
満洲での少年時代。江田島の海軍兵学校で原爆投下を目撃した日。焼け跡の東京でテキ屋の手先だった頃。そして著述と翻訳に没頭した時代…。昭和20年夏、焼きつくされた街に放り出された海軍兵学校帰りの17歳の少年は、なぜハイデガーの『存在と時間』に魅かれるようになったのか。高名な哲学者が人々との出会いと読書体験を軸に、波乱に富んだ人生を縦横に語る。
Table of Contents
- 父のこと、満洲のこと
- 江田島へ
- 焼け跡の街で
- ぼくは運び屋だった
- 青春彷徨
- 勉強したくなった
- 東北大学で
- 『存在と時間』をはじめて読んだ頃
- ハイデガーへの回り道
- 先生たち
- ハイデガーがわかる
- 現象学とは何か
- ぼくが書いた本
- 翻訳について
- 自分のこと、健康のこと
- 読書会のこと
- 友人たち
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