「韓国貨幣整理」と植民地金融 : 植民地統治インフラを貨幣・金融面から迫る

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「韓国貨幣整理」と植民地金融 : 植民地統治インフラを貨幣・金融面から迫る

金斗宗著

創英社 , 三省堂 (発売), 2010.5

タイトル読み

カンコク カヘイ セイリ ト ショクミンチ キンユウ : ショクミンチ トウチ インフラ オ カヘイ キンユウメン カラ セマル

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内容説明・目次

内容説明

日本は、「日清戦争」で清国を、「日露戦争」で露国を屠り、朝鮮半島を手中に収めた。その植民地統治の金融インフラ構築を所謂「韓国貨幣整理」を起点とし、朝鮮殖産銀行の設立を完結とした植民地金融体制の体系的確立として捉え、合わせてその展開過程を追う。

目次

  • 第1部 朝鮮における植民地金融機関の創設・整備過程—一九〇五〜一九一八年(序;起点=所謂「韓国貨幣整理」;農民金融機関の創設、整備;中央銀行の設立と、その業務;完結=植民地金融機関の体制的確立—挑戦殖産銀行の設立;展望)
  • 第2部 植民地朝鮮における一九二〇年代の農業金融について—朝鮮触産銀行、村落金融組合を中心として(米価変動と農民層の動向;朝鮮殖産銀行金融の分析;村落金融組合金融の分析;二〇年代農業金融の矛盾と、その展開)
  • 付録 ここがロードスだ、さあ跳べ—「パックス・ジャポニカ」の誕生

「BOOKデータベース」 より

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