フランスの古典を読みなおす : 安心を求めないことの豊かさ
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フランスの古典を読みなおす : 安心を求めないことの豊かさ
(比較文化研究ブックレット, no.8)
神奈川新聞社, 2010.3
- タイトル読み
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フランス ノ コテン オ ヨミナオス : アンシン オ モトメナイ コト ノ ユタカサ
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注記
企画・編集: 鶴見大学比較文化研究所
内容説明・目次
内容説明
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない。かんじんなことは目に見えないんだよ」よく知られたこの言葉の本当の意味とは…?フランスの古典文学に脈々と流れる“人の悪い人間観”と、それに向き合うことで明示される人間の生の豊かさをさぐる。
目次
- 序1 “人の悪い人間観”と血の温かさ
- 序2 ロルカとボードレール:「あらゆる血管が開く詩」
- 1 プレヴェール:「朝の食事」と日常的な悪
- 2 ボードレール(1)「酔いたまえ」と「二重の部屋」
- 3 ボードレール(2)「異邦人」、愛の苦さ
- 4 『ル・プティ・プランス』・通称“星の王子さま”(1)毒舌家の情愛
- 5 『ル・プティ・プランス』(2)“肉の存在”の抵抗は日々新たに
- 6 意識を閉じないこと
- 補遺 「いずれが本当の彼女か?」と「描きたい欲望」の解釈の試み
「BOOKデータベース」 より