鬼平の給与明細
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鬼平の給与明細
(ベスト新書, 276)
ベストセラーズ, 2010.4
- タイトル読み
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オニヘイ ノ キュウヨ メイサイ
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内容説明・目次
内容説明
「武士は食わねど高楊枝」。武士たるもの、空腹でも食べたようなふりをするものだという意味だ。清貧な武士の姿は、飽食の現代人にとっては、まさしく理想像である。しかし、武士社会は金と無縁ではいられなかった。鬼平こと火盗改長官・長谷川平蔵の借金まみれの姿に、名奉行・大岡越前の財テク術。理財の道に長けていた武士たちは、身分など低くとも、官僚組織のトップに登りつめることができた。江戸に生きた武士たちの本当の姿。アナタの歴史観が変わる一冊。
目次
- 1 鬼平の懐事情—金策に苦心する(火付盗賊改への道;平蔵に注がれる世間の冷たい目 ほか)
- 2 金品が飛び交う江戸の武家社会—給与の表と裏(俸禄米と扶持米;賄賂と役得 ほか)
- 3 御家人の生活簿—武士の財テク(節約の知恵;屋敷の活用 ほか)
- 4 旗本の家計事情—農民への借財(大岡忠相の裏工作;用人に支えられた旗本たち)
- 5 武士の消滅—消えて行く家禄(幕府の滅亡;江戸を去る幕臣たち ほか)
「BOOKデータベース」 より