金融契約の経済理論 : 最適貸付契約の設計とインセンティブ
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金融契約の経済理論 : 最適貸付契約の設計とインセンティブ
ミネルヴァ書房, 2010.5
- タイトル読み
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キンユウ ケイヤク ノ ケイザイ リロン : サイテキ カシツケ ケイヤク ノ セッケイ ト インセンティブ
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注記
参考文献: p231-236
内容説明・目次
内容説明
これまで金融契約理論としてはまとまった書籍がなく、契約理論の応用を扱う一部でしかなかった。金融分析が対象とする取引には、完全競争を仮定することが難しい取引があり、非対称情報の存在や少数の主体間の相互作用が重要となることから、契約理論の金融取引への応用が広がっている。本書は、金融契約の理論を統一的なテーマとして扱う初の書となる。
目次
- 序論 銀行行動と契約理論
- 借手の私的情報と最適貸付契約
- 逆選択、モラル・ハザードおよび最適貸付契約
- 情報収集、開示および最適貸付契約
- 戦略的情報収集と最適貸付契約
- 複数の借手と最適貸付契約
- 最適貸付契約のダイナミック・モデル
- 長期貸付契約と再交渉
- 共通の借手と最適貸付契約
- 非対称情報下における共通の借手と最適貸付契約
- 貸手の私的情報と最適貸付契約
- 不完備契約と銀行貸付
「BOOKデータベース」 より