箱庭
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箱庭
(講談社文芸文庫, [みJ1])
講談社, 2010.6
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ハコニワ
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Note
『箱庭』(文春文庫 1978年6月) を底本とし、多少ふりがなを加え、筆者による加筆修正をおこなったもの
年譜: p273-284
著書目録: p285-299
Description and Table of Contents
Description
戦後二十年、経済的にも物資的にも豊かになった日本社会。東京山の手を舞台に、一つの屋敷内に住む、父母、長男夫妻、次男夫妻の世代の異なる三カップルが繰り広げる悲喜劇。主人公の長男・木俣学と、弟・修の妻・百合子の情事をきっかけに、「箱庭のようにせまく、息苦しくそのくせ形だけはととのっている」家族が、ゆっくりと、静かに崩壊してゆく姿と、その荒涼とした心の風景を描く力作長篇小説。
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