書誌事項

気候変動への世界的対応 : 先進国対途上国

世界銀行編著 ; 田村勝省, 小松由紀子訳

一灯舎 , オーム社 (発売), 2010.5

タイトル別名

World development report 2010 : development and climate change

タイトル読み

キコウ ヘンドウ エノ セカイテキ タイオウ : センシンコク タイ トジョウコク

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注記

本書は「世界開発報告2010」の概観にフォーカスA, Bを入れてまとめたものである

内容説明・目次

内容説明

アメリカの1人あたり年間CO2排出量は20メトリックトンで先進国中最高、途上国のインドはその約10分の1である(世界人口の約16%を占める先進国が世界の66%以上の温室効果ガスを排出している)。異常気象災害の被害者の80%が途上国の人々である。このまま先進国が温暖化対策を先送りすると、平均気温の上昇幅は今世紀中には少なくとも2℃かそれ以上となり、島国や低地国は今世紀末には水没する。しかし、途上国の人口の25%は1日所得100円の極貧にあえいでおり、経済開発は不可避である。本書は2010年世界開発報告の要約・普及版で、付録として巻末に「気候変動の科学」、「気候変動下での生物多様性の保全」の詳説がある。

目次

  • 経済開発のために気候を変える
  • 行動を支持するために
  • もしわれわれが今、一緒に、違った行動を起こせば、気候に関してスマートな世界は、手に届くところにある
  • 実現に向けて:新しい圧力、新しい手段、新しい資源
  • 付録A 気候変動の科学(気候システムの仕組み;現在までに観察されている変化により、科学についてのわれわれの理解が変わったことの意味するもの;気温の上昇が2℃を超えた場合の将来における変化 ;限界を超えるのか?;2℃の温暖化を目標とし、5℃以上の温暖化を回避することができるか?)
  • 付録B 気候変動下での生物多様性と生態系サービス(生物多様性と生態系サービスへの脅威;私達に何ができるのだろうか?;生態系サービスに対する支払い;生態系ベースの適応)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB02303354
  • ISBN
    • 9784903532653
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    x, 115p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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