家族の痕跡 : いちばん最後に残るもの
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家族の痕跡 : いちばん最後に残るもの
(ちくま文庫, [さ-29-2])
筑摩書房, 2010.6
- タイトル読み
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カゾク ノ コンセキ : イチバン サイゴ ニ ノコル モノ
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注記
2006年1月筑摩書房 刊
内容説明・目次
内容説明
家族は、ひきこもり、DV(家庭内暴力)、AC(アダルト・チルドレン)などの病の温床になっているが、他のどんな人間関係よりましである。多くの家族の症例をみてきた精神科医である著者だけが書ける、最も刺激的にして、愛情あふれる家族擁護論。母子密着問題、「世間」と「家族」と「個人」、結婚の理不尽、等を通して、現代における家族のリアリティとは何かに迫る。
目次
- 第1章 母親は「諸悪の根源」である(家族というブラックボックス;「少女監禁事件」に見る日本的ダブルバインド ほか)
- 第2章 システムとしての家族(問題をこじらせがちなコミュニケーション;コミュニケーションは「情報を伝達すること」ではない ほか)
- 第3章 「世間」と「家族」と「個人」(負け犬は吠えるがエディプスは続く;虚像としての「世間」と「家族」 ほか)
- 第4章 家族の価値観(「働くこと」は「義務」だろうか;流動化に抵抗する家族 ほか)
- 第5章 結婚と家族の理不尽(「家族」は遺伝するだろうか;「結婚」は「幸福」の前提か? ほか)
「BOOKデータベース」 より