走ることについて語るときに僕の語ること
著者
書誌事項
走ることについて語るときに僕の語ること
(文春文庫, む5-10)
文藝春秋, 2010.6
- タイトル読み
-
ハシル コト ニツイテ カタル トキ ニ ボク ノ カタル コト
大学図書館所蔵 件 / 全78件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
もし僕の墓碑銘なんてものがあるとしたら、“少なくとも最後まで歩かなかった”と刻んでもらいたい—1982年の秋、専業作家としての生活を開始したとき路上を走り始め、以来、今にいたるまで世界各地でフル・マラソンやトライアスロン・レースを走り続けてきた。村上春樹が「走る小説家」として自分自身について真正面から綴る。
目次
- 前書き 選択事項としての苦しみ
- 第1章 2005年8月5日ハワイ州カウアイ島—誰にミック・ジャガーを笑うことができるだろう?
- 第2章 2005年8月14日ハワイ州カウアイ島—人はどのようにして走る小説家になるのか
- 第3章 2005年9月1日ハワイ州カウアイ島—真夏のアテネで最初の42キロを走る
- 第4章 2005年9月19日東京—僕は小説を書く方法の多くを、道路を毎朝走ることから学んできた
- 第5章 2005年10月3日マサチューセッツ州ケンブリッジ—もしそのころの僕が、長いポニーテールを持っていたとしても
- 第6章 1996年6月23日北海道サロマ潮—もう誰もテーブルを叩かず、誰もコップを投げなかった
- 第7章 2005年10月30日マサチューセッツ州ケンブリッジ—ニューヨークの秋
- 第8章 2006年8月26日神奈川県の海岸にある町で—死ぬまで18歳
- 第9章 2006年10月1日新潟県村上市—少なくとも最後まで歩かなかった
- 後書き 世界中の路上で
「BOOKデータベース」 より