海を越えた文学 : 日韓を軸として
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海を越えた文学 : 日韓を軸として
(いずみブックレット, 7)
和泉書院, 2010.6
- タイトル読み
-
ウミ オ コエタ ブンガク : ニッカン オ ジク ト シテ
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注記
会期・会場: 2009年11月7日(土) 関西大学千里山キャンパス以文館4階セミナースペース
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
近代日本と韓国の文学者達は、玄界灘を渡り互いの場所を行き交った。殊に日本の敗戦に至る過程には、彼らの交通の軌跡と共に艱苦の歴史が刻み込まれている。そうした歴史の渦中において、日本近代文学は言語・表象・ジャンルの越境を志向した。明成皇后(閔妃)の写真に関する謎、朴魯植と村上杏史による朝鮮俳壇の形成、二つの言語を操り創作を行った金史良、安部公房の「満州」体験。日本と韓国双方の研究者による論考四篇を収録。
目次
- まずはやってみなけりゃ—日韓共同学会
- 特集趣旨「海を越えた文学—日韓を軸として」
- 明成皇后・表象試論—三好徹「閔妃殺害」をとおして
- 朝鮮詠の俳域—朴魯植から村上杏史へ
- 日本留学時代の金史良に関する小考
- 安部公房の「満州」体験と文学的イメージ
- 二〇〇九年度日本近代文学会関西支部秋季大会の記録
「BOOKデータベース」 より