教員評価の社会学
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書誌事項
教員評価の社会学
岩波書店, 2010.6
- タイトル読み
-
キョウイン ヒョウカ ノ シャカイガク
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注記
執筆者: 妹尾渉, 諸田裕子, 川上泰彦, 伊藤安浩, 河野銀子, 油布佐和子
参考文献あり
収録内容
- 問題の設定と調査の概要 : <改革>のプロセスから見えてくる教職という仕事 / 金子真理子 [執筆]
- 全国の「教員評価」実施動向から / 妹尾渉 [執筆]
- 教員評価制度改革の導入と「翻案」のプロセス / 諸田裕子 [執筆]
- 「新しい評価制度」は教員のやる気を向上させたのか / 妹尾渉 [執筆]
- 「新たな教員評価制度」が人事行政に与えたインパクト / 川上泰彦 [執筆]
- 教師たちは「スーパーティーチャー制度」をどう受けとめたのか / 伊藤安浩 [執筆]
- 教師を通してみる教員評価 / 河野銀子 [執筆]
- 教師の能力観という"現場の文法" : 教員評価制度への抵抗感の源泉 / 金子真理子 [執筆]
- 教師の成長と教員評価 / 油布佐和子 [執筆]
- 教員評価から見えてくるもの : 教える仕事の特質といかに向き合うか / 苅谷剛彦, 諸田裕子 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
教師の世界にも、能力開発を謳い、処遇にメリハリをつけようとする意図とも連動して、「新しい教員評価」制度が入ってきた。教職という仕事は、どのような項目と基準で、誰からどう評価されうるものなのだろうか。そこには、どのような留意が必要なのだろうか。評価する側だけでなく、評価される側にとっても納得感を得られる評価とは?そしてそのためには、どのようなしくみや環境が必要なのか。長期にわたり精力的に行われたフィールド調査に基づく論考から、教職という仕事の特質、困難、そして可能性が見えてくる、読み応えある論集。
目次
- 序章 問題の設定と調査の概要—“改革”のプロセスから見えてくる教職という仕事
- 1章 全国の「教員評価」実施動向から
- 2章 教員評価制度改革の導入と「翻案」のプロセス
- 3章 「新しい評価制度」は教員のやる気を向上させたのか
- 4章 「新たな教員評価制度」が人事行政に与えたインパクト
- 5章 教師たちは「スーパーティーチャー制度」をどう受けとめたのか
- 6章 教師を通してみる教員評価
- 7章 教師の能力観という“現場の文法”—教員評価制度への抵抗感の源泉
- 8章 教師の成長と教員評価
- 終章 教員評価から見えてくるもの—教える仕事の特質といかに向き合うか
「BOOKデータベース」 より