紅嵐記 : 元末群像異史
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紅嵐記 : 元末群像異史
(講談社文庫, [ふ-43-8],
講談社, 2010.6
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コウランキ : ゲンマツ グンゾウ イシ
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Note
2007年4月刊を文庫化にあたり三分冊に再構成したもの
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
- Volume
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上 ISBN 9784062766869
Description
フビライ・ハーンの近衛兵を祖父にもつバヤン家のサカルは、騎馬にも狩りにも興味がない。料理人を志して出奔した彼は、荒くれ者だが人を惹きつける青年、張士誠と出会う。その時代、皇帝を凌ぐ権力者バヤンは漢人を徹底的に弾圧し、危うい空気が世を覆っていた…。動乱期の元末を舞台に描く長編歴史小説。
- Volume
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下 ISBN 9784062766876
Description
ついに叛乱軍を挙兵した張士誠は、民衆の支持を得て一気に勢力を拡大していった。丞相トクトは、愛する女フラウンを伴い、自ら司令官として張軍討伐へ赴く。一方、明の太祖となる朱元璋は、小隊以下の軍勢をようやく誕生させたばかりだった。次代へのエネルギーが渦巻き、幾多の運命が交差する壮大な群像劇。
- Volume
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中 ISBN 9784062767095
Description
権勢を誇ったバヤンが失脚、漢文化に理解を示すトクトが丞相を継いだが、なお諸方叛乱の火種は止まない。その頃江南では、方国珍と張士誠の両雄が海上の覇権を二分していた。張家との接触を探る方家が差し向けた男は、大都でひとりの少年の命を救う。彼はやがて紅巾の乱に身を投じ、数奇な運命を辿り始める。
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