リハビリテーション身体論 : 認知運動療法の臨床×哲学
著者
書誌事項
リハビリテーション身体論 : 認知運動療法の臨床×哲学
青土社, 2010.6
- タイトル別名
-
リハビリテーション身体論 : 認知運動療法の臨床哲学
- タイトル読み
-
リハビリテーション シンタイロン : ニンチ ウンドウ リョウホウ ノ リンショウ テツガク
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注記
参考文献: 巻末pi-xii
内容説明・目次
内容説明
脳が損傷し、体性感覚が変容し、動かなくなった身体…。その失われた世界にふたたび意味を与えるためにできることは、無理やり身体を動かすことではなく、脳の認知過程を適切に活性化させ、感じ、思考することなのである。運動麻痺に苦しむ人々が私自身という主体を取り戻すために、リハビリテーションを「見える身体」から「見えない身体」の治療へと変える、脳と身体をめぐる思考の結晶としての認知運動療法の挑戦。
目次
- 私が身体であり、身体が私である—リハビリテーション身体論・序章
- 世界に意味を与える身体—ペルフェッティの身体思想
- ベイトソンとリハビリテーション—情報を構築する脳
- メルロ=ポンティとリハビリテーション—知覚する身体
- サルトルとリハビリテーション—運動イメージの想起
- ルリアとリハビリテーション—ロシア学派の運動制御理論
- ヴィゴツキーとリハビリテーション—運動発達の道具
- ジャクソンとリハビリテーション—片麻痺の臨床神経学
- リープマンとリハビリテーション—失行症の治療
- フッサールとリハビリテーション—キネステーゼの神経哲学
- ヴァレラとリハビリテーション—オートポイエーシス人間
- ポパーとリハビリテーション—科学的で芸術的な治療であるために
- 身体の自由を求めて—リハビリテーション身体論・終章
「BOOKデータベース」 より