室町幕府軍制の構造と展開

書誌事項

室町幕府軍制の構造と展開

吉田賢司著

吉川弘文館, 2010.7

タイトル読み

ムロマチ バクフ グンセイ ノ コウゾウ ト テンカイ

注記

2005年に龍谷大学に提出した学位請求論文「室町幕府 : 守護体制変容過程の研究」をもとにしたもの

註: 各章末

内容説明・目次

内容説明

室町幕府軍制を、戦時編制の基本構造と軍事親裁の展開過程という視点から考察。幕府・守護・国人の関係性を整理し、その変質過程を跡づける。室町殿の軍事指揮権を基礎に構築された、「室町殿体制」の実態を解明する。

目次

  • 序論 室町幕府・守護・国人論と軍制史研究(室町幕府軍制研究の現状と課題;室町幕府による都鄙の権力編成)
  • 第1部 室町幕府戦時編制の基本構造(室町幕府の国人所領安堵;室町幕府の軍勢催促;室町幕府の戦功褒賞;室町幕府の守護・国人連合軍)
  • 第2部 室町幕府軍事親裁の展開過程(管領・諸大名の衆議;在京大名の都鄙間交渉;足利義教期の管領奉書;足利義政期の軍事決裁制度)
  • 結論 室町幕府軍制研究の総括と展望

「BOOKデータベース」 より

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