私の歩んだ霊長類学
著者
書誌事項
私の歩んだ霊長類学
はる書房, 2010.5
- タイトル別名
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私の歩んだ霊長類学
- タイトル読み
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ワタクシ ノ アユンダ レイチョウルイガク
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注記
参考図書: p245-247
内容説明・目次
内容説明
世界の目を、日本の霊長類学に向けさせた発見の数々。半世紀以上に及ぶ研究生活からいま明かす、研究とはなにか、またその「成功」と「失敗」とは。
目次
- 第1章 霊長類学の故郷・高崎山(高崎山のサルの歴史;群れ分裂の発見;増えすぎたサル山のサル;個体群の管理を試みる;出産率を抑える;森林破壊の実態;これからの高崎山)
- 第2章 普通か例外か—霊仙山のサル(頻繁な雄の出入り;群れを離れる雌;雌の群れ離脱は例外か;なぜ雌が群れから離れるのか;優劣順位と子孫残し率;優劣と順位序列に関する認識の差;群れの輪郭)
- 第3章 神の使い—子殺しをするハヌマン・ラングール(集中調査地点を絞る;社会構造と種内子殺し;子殺し発見を世界に発信;一転した欧米の反応;国内ではほとんど無反応;子殺しはハヌマン・ラングール共有の特徴か;子殺し発見の果たした役割;なぜ私であり、私でなかったのか;広まりのメカニズム;その後の進展)
- 第4章 動物としてのチンパンジー—東アフリカから西アフリカへ(ブドンゴの森の離合集散;ボッソウの社会集団と繁殖集団;分散と移籍の構造;成長、成熟、そして老化;流行病によってもたらされた個体数減少;独自の文化;工具を操るチンパンジ0?;房づくりの真相)
- 第5章 大学教育への参加(いかに調査へのお返しをするか;ギニアの大学の現状;堕医学とその設備;教育参加のきっかけと準備;いざ、授業開始;学生たちの質問;二年目の授業を効果;これからの教育参加をどう進めるか;あらためて現地貢献について考える)
「BOOKデータベース」 より