「戦艦大和」の最期、それから : 吉田満の戦後史
著者
書誌事項
「戦艦大和」の最期、それから : 吉田満の戦後史
(ちくま文庫, [ち-13-1])
筑摩書房, 2010.7
- タイトル別名
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大和の最期、それから
戦艦大和の最期、それから : 吉田満の戦後史
戦艦大和の最期それから : 吉田満の戦後史
- タイトル読み
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センカン ヤマト ノ サイゴ ソレカラ : ヨシダ ミツル ノ センゴシ
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注記
「大和の最期、それから」(講談社 2004年12月刊)を加筆・訂正して改題したもの
吉田満年譜: p353-364
主な参考文献: 巻末pi-iv
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
吉川英治の強い勧めによって終戦直後に一気に書き上げられた吉田満の傑作『戦艦大和ノ最期』は、小林秀雄をはじめ多くの人々の称賛を博したが、刊行まで6年を要した。そこにはどのような事情が働いていたのだろうか。そして、焦土と化した祖国の再建というもう一つの戦いに、彼はどう立ち向かったのか。同じ職場で、その死まで共に歩んだ著者が、有能な銀行員・敬虔なキリスト者として生きた吉田満の戦後の航跡をたどる。
目次
- 第1章 誕生『戦艦大和ノ最期』(戦艦大和からの生還;検閲との抗争;苦悩する「大和」;「太平洋よ静かなれ」)
- 第2章 挫折を乗り越えて(職場での吉田満;キリスト教との出会い;祖国とは何か)
- 第3章 「語り部」—みずからに課した使命(臼淵大尉の「進歩」への願い;愚劣な開戦 愚劣な作戦;悲劇の提督、伊藤整一)
- 第4章 戦中派は訴える(みちのく—吉田が愛した風土と人々;戦中派、散華の世代;強く訴えつづける戦中派の人々;敗れて目覚めず)
- 第5章 経済成長と平和を見つめて(スモールイズビューティフル;非戦の誓い;伝えつづけた信条)
「BOOKデータベース」 より