人工授精におけるドナーの匿名性廃止と家族 : オーストラリア・ビクトリア州の事例を中心に

Author(s)

    • 南, 貴子 ミナミ, タカコ

Bibliographic Information

人工授精におけるドナーの匿名性廃止と家族 : オーストラリア・ビクトリア州の事例を中心に

南貴子著

風間書房, 2010.6

Other Title

人工授精におけるドナーの匿名性廃止と家族 : オーストラリアビクトリア州の事例を中心に

提供精子による人工授精と家族 : ドナーの匿名性廃止の法制度化がもたらすもの

Title Transcription

ジンコウ ジュセイ ニオケル ドナー ノ トクメイセイ ハイシ ト カゾク : オーストラリア・ビクトリアシュウ ノ ジレイ オ チュウシン ニ

Available at  / 90 libraries

Note

博士論文「提供精子による人工授精と家族 : ドナーの匿名性廃止の法制度化がもたらすもの」(お茶の水女子大学, 2008年) をもとに執筆したもの

文献: p249-273

Description and Table of Contents

Description

人工授精におけるドナーの匿名性廃止は何をもたらすのか。生まれてくる子どもと家族を取り巻く社会問題を、オーストラリアの事例をもとに解き明かす。

Table of Contents

  • 序章 家族の視点から見た生殖補助医療における問題
  • 第1章 「DIと家族」に関する先行研究の検討と研究の視角・方法
  • 第2章 DIを巡る現状と背景—日本及び世界におけるDIの法制度化の動向を中心に
  • 第3章 ドナーの匿名性からの「脱皮」と家族の揺らぎ
  • 第4章 ドナーの匿名性廃止の法制度化がもたらした課題—オーストラリア・ビクトリア州の事例を中心に
  • 第5章 オーストラリア・ビクトリア州のシングル女性、レズビアン女性のDI利用を巡って生じた「新たな課題」—McBain裁判とPatrick事件を巡って
  • 第6章 Assisted Reproductive Treatment Act 2008制定によるオーストラリア・ビクトリア州のDI利用における「新たな取り組み」
  • 終章 日本における生殖補助医療の法制度化に向けて

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