果ての花火 : 銀座開化おもかげ草紙
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果ての花火 : 銀座開化おもかげ草紙
(新潮文庫, ま-32-2)
新潮社, 2010.8
- タイトル読み
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ハテ ノ ハナビ : ギンザ カイカ オモカゲ ゾウシ
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内容説明・目次
内容説明
命を賭して信じる道に突き進めぬ者が、どうして士族を名乗れようか。久保田宗八郎は、虚しさを感じていた。株式会社、開かれた言論、徴兵制度。西南戦争前夜、すべてが急速に欧米化してゆく。銀座煉瓦街で親しく交わる、若様、巡査、耶蘇教書店主。そして、深い縁で結ばれた元遊女比呂と、互いに恋情を確かめ合った可憐な綾—。名手が、時代に翻弄される人びとの哀しみを描く。
「BOOKデータベース」 より