こんなに面白かった「百人一首」
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書誌事項
こんなに面白かった「百人一首」
(PHP文庫, [よ-25-1])
PHP研究所, 2010.4
- タイトル別名
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こんなに面白かった百人一首
- タイトル読み
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コンナニ オモシロカッタ ヒャクニン イッシュ
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注記
参考文献: p284-285
内容説明・目次
内容説明
「百人一首」に詠まれているのは、今に通じる人の思い。美しい桜に感動したり、出世できずに嘆いたり、浮気な恋人を恨んだり…。そこに詠み人の“思い”を感じれば、難しい勉強などしなくても、和歌に親しむことができるのだ。本書では、歌の成立背景から詠み人の人となりまで、「百人一首」を味わうためのポイントを紹介。楽しみながら、古典をぐっと身近に感じられる一冊。
目次
- 秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ
- 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山
- あしびきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかもねむ
- 田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
- 奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき
- 鵲の渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞ更けにける
- 天の原振りさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
- わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり
- 花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに
- これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より