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ロールズ再説

村上嘉隆著

教育報道社, 2010.4

タイトル読み

ロールズ サイセツ

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内容説明・目次

内容説明

ロールズには、自由を貫徹させて個体を完成へもたらすという視点がない。その結果、完成態を対峙させて正義を見出すという見地をとることができず、自由を制限して、「格差」に対応することに、正義を見出すこととなってしまった。

目次

  • 自由の貫徹による善の完全化
  • 包括的教説と政治的領域
  • 自我正当化の論理
  • ゴティエによる「アルキメデスの点」
  • 個体的権利の自律的完成
  • 正義は、より高い価値実現の予備条件
  • 個体完成の論理
  • バーリンの二つの自由論
  • 有力な個人による自己決定
  • 主体連合による一般性
  • 自己保存の努力
  • マルクス主義崩壊の構造
  • 正義優先によらざる解決策

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB02923825
  • ISBN
    • 9784905713340
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    404p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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