文林通言
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文林通言
(講談社文芸文庫, [いA13])
講談社, 2010.8
- タイトル読み
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ブンリン ツウゲン
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注記
年譜: p259-268
著書目録: p269-273
底本: 『石川淳全集』第15巻 (筑摩書房, 1990.6)
内容説明・目次
内容説明
一九七〇年を挟む二年間、騒然とした世情を映す新聞紙上で、「事の雅俗を問わず…勝手気ままに」連載された文芸時評集。文学、哲学、史学と境界なき“文林”を逍遙し、読む者を精神の躍動に誘うアミュージングを求めて、時には峻烈に、時にはユーモアを交えた絶妙な文体で批評を展開した。三島事件の前にその予兆を、事件後に追懐を述べた珠玉の二篇始め、時評でありつつ時代を超える夷斎文芸論の白眉。
目次
- 昭和四四年一二月—森有正/宮崎市定/稲垣足穂
- 昭和四五年一月—澁澤龍彦/金井美恵子
- 二月—小田実/清岡卓行
- 三月—富士川英郎/大江健三郎
- 四月—三島由紀夫
- 五月—堀田善衞/島尾敏雄
- 六月—吉田健一/中野好夫
- 七月—西脇順三郎/水上勉
- 八月—鈴木信太郎/埴谷雄高
- 九月—神田喜一郎/木村孝〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より