昭和維新の朝 (あした) : 二・二六事件を生きた将軍と娘
著者
書誌事項
昭和維新の朝 (あした) : 二・二六事件を生きた将軍と娘
(ちくま文庫, [く-10-3])
筑摩書房, 2010.8
- タイトル別名
-
昭和維新の朝 : 二・二六事件と軍師齋藤瀏
昭和維新の朝
昭和維新の朝 : 二二六事件を生きた将軍と娘
- タイトル読み
-
ショウワ イシン ノ アシタ : ニ ニロク ジケン オ イキタ ショウグン ト ムスメ
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注記
参考文献: p453-455
「昭和維新の朝 (あした) : 二・二六事件と軍師齋藤瀏」(日本経済新聞出版社2008年1月刊)を加筆・訂正し、副題を変えたもの
内容説明・目次
内容説明
著名な女流歌人、齋藤史が1994年、宮中歌会始に召人として召されたことは、大きな話題になった。というのも、その父である陸軍少将・齋藤瀏は、昭和天皇を激怒させた2・26事件を主導した青年将校たちの、有力な支援者だったからである。歴史に関わり、翻弄されたひと組の父と娘の歩みを通して、昭和史の激動の真実を生き生きと描き出す。
目次
- 序章 宮中歌会始—幻影の兵士たち
- 第1章 自然児・瀏の流転—蛍雪の旅立ち
- 第2章 日露戦争と明治日本—赫奕たる残照
- 第3章 軍都旭川—史と栗原の別れ
- 第4章 洛南事件始末—昭和という困難の幕開け
- 第5章 野に放たれた瀏—動乱と歌の火花
- 第6章 亀裂する軍閥—蹶起への分岐点
- 第7章 維新前夜—軍師、齋藤瀏奔る
- 第8章 雪の朝—戒厳令下の尊皇
- 第9章 処刑の夏—暴力のかくうつくしき世に住みて
- 第10章 終戦、天皇の「人間宣言」—栗原たちが聞かないでよかった
- 終章 和の歌—天皇家との和解
「BOOKデータベース」 より