玉精公記
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玉精公記
(小学館文庫, [お25-5])
小学館, 2010.7
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ギョクセイ コウキ
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Description
その日、織田信長は誰にも告げず、一人で那古野城を抜け出した。誰にも見とがめられることなく熱田神宮の本殿地下に辿り着いた信長は、そこで美しい光を放つ紅の碁盤を見出す。この碁盤こそ三種の神器のひとつである八尺瓊勾玉であった。碁盤の精である「玉精」と天下征覇の血盟を結んだ信長は、桶狭間の戦いに勝利し、快進撃を続ける。だが「玉」の導きで天下に手がかかった信長の前に神器のひとつ「鏡」の勢力が動き出す。三種の神器のひとつが古代中国から伝わった碁盤だったという奇想から生まれた歴史大ロマン。戦乱の世に展開されたもうひとつの戦いを描く。「囲碁マンガ原作大賞」グランプリを小説化。
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