ピエール・リヴィエール : 殺人・狂気・エクリチュール
著者
書誌事項
ピエール・リヴィエール : 殺人・狂気・エクリチュール
(河出文庫)
河出書房新社, 2010.8
- タイトル別名
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Moi, Pierre Rivière, ayant égorgé ma mère, ma sœur et mon frère... Un cas de parricide au XIXe siècle
ピエールリヴィエール : 殺人狂気エクリチュール
- タイトル読み
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ピエール リヴィエール : サツジン キョウキ エクリチュール
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注記
原タイトル: Moi,Pierre Rivière,ayant égorgé ma mère,ma sœur et mon frère...
原著(Paris : Gallimard, 1973)の全訳、翻訳には1994年のフォリオ版使用
その他の訳者: 柵瀬宏平, 千條真知子, 八幡恵一
内容説明・目次
内容説明
犯罪と精神医学との関係をめぐる研究の過程で、十九世紀フランスの小さな農村に住む一人の青年が母、妹、弟を殺害した事件に出会ったフーコーらは、この殺人犯が残した手記の美しさに驚嘆し、手記を含む訴訟資料の一式および事件に関する論考を一冊にまとめた。フーコーにおける権力と知の分析にとっての記念碑的労作であると同時に希有の強度にみちた名著を、最新の研究成果をふまえて新訳。
目次
- 1 訴訟関連資料(犯行と逮捕;予審;手記;法医学鑑定書;裁判;牢獄と死;追加資料)
- 2 論考(動物、狂人、死(ジャン=ピエール・ペテール、ジャンヌ・ファヴレ);物語られる殺人(ミシェル・フーコー);情状酌量(パトリシア・ムーラン);王殺し‐親殺し(ブランディーヌ・バレ=クリージェル);ピエール・リヴィエール対比研究(フィリップ・リオ);医師と判事(ロベール・カステル);理性の間欠(アレッサンドロ・フォンタナ))
「BOOKデータベース」 より