数になりたかった皇帝 : 漢字と数の物語

書誌事項

数になりたかった皇帝 : 漢字と数の物語

円満字二郎著

岩波書店, 2010.8

タイトル別名

数になりたかった皇帝 : 漢字と数の物語

タイトル読み

カズ ニ ナリタカッタ コウテイ : カンジ ト カズ ノ モノガタリ

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注記

主要参考文献: p185-187

内容説明・目次

内容説明

史上空前の帝国の君主は、なぜ自ら“数”となり後継者にも“数”となることを命じたのか?太宰はなぜ『富嶽百景』で富士山の頂角を測ったのか?項羽は生き残った部下を数える。そして漢字は無限の彼方へ…“漢字で書かれた数”がつむぎ出す、二八の古今の物語で構成した気楽な読み物。しかし、一つの物語を読み終わるたびに、自分の生き方や現代社会の問題に思いを致すだろう。日本文学と中国文学を縦横無尽に駆けめぐる、ユニークな読書案内としてもご活用いただきたい。

目次

  • 第1章 “数”と“漢字”のあいだ(一夜一夜に人見ごろ—数字の語呂合わせ;九死に一生、九分九厘—数を表す漢字の音読み ほか)
  • 第2章 漢字で書かれた“数”(白髪三千丈—数を探る天才詩人、李白;三五夜中 新月の色—美しき白楽天の対句 ほか)
  • 第3章 帝国の興亡の中で(数になりたかった皇帝—始皇帝が拒否したもの;二八のリアリティ—死を前にして項羽は思う ほか)
  • 第4章 “数える”ということ(数えた漢字は五二万六五〇〇—司馬遷『史記』と原稿料の計算;漢字を“数”に還元する—画数による姓名判断 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB03039819
  • ISBN
    • 9784000052078
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xii, 194p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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