遺骨は叫ぶ : 朝鮮人強制労働の現場を歩く
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遺骨は叫ぶ : 朝鮮人強制労働の現場を歩く
社会評論社, 2010.8
- タイトル読み
-
イコツ ワ サケブ : チョウセンジン キョウセイ ロウドウ ノ ゲンバ オ アルク
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注記
参考文献: p172-174
内容説明・目次
内容説明
骨の主の名前はわからないし、どんな殺され方をして埋められたのかもわからない。骨は何も語ってはくれない。だが、朝鮮人を日本に連行し、過酷な労働をさせられて死んだり、また日本人に殺された人たちのことは、そのもの言わぬ骨に聞いて語ってもらうことが、日本政府や私たち日本人に求められているのではないだろうか。地底からの呻き声に耳を傾ける。
目次
- 北海道・計根別飛行場—滑走路の下に朝鮮人の死体埋めた
- 北海道・鴻之舞鉱山—三〇〇〇余人の朝鮮人を強制連行
- 北海道・雄別炭鉱—特高警察が監視、骨折すると治療せず切断
- 北海道・浅茅野飛行場—過酷な労働と虐待、真実の掘り起こし急務
- 北海道・雨竜ダム—ダムの堰堤に犠牲者らを放置
- 北海道・三菱美唄鉱業所—ガス爆発、集中豪雨で夥しい犠牲者
- 北海道・夕張炭鉱—山の上に「監獄部屋」「タコ部屋」
- 北海道・室蘭日本製鋼所—寮ごとに下士官あがりの指導員置き徹底監視
- 北海道・倶知安鉱山—反抗すると「特別訓練所」で虐待
- 青森県・大湊海軍警備府—帰国時「浮島丸」に乗船、犠牲者多数〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より