ビスマルクと大英帝国 : 伝統的外交手法の可能性と限界
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ビスマルクと大英帝国 : 伝統的外交手法の可能性と限界
勁草書房, 2010.8
- タイトル読み
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ビスマルク ト ダイエイ テイコク : デントウテキ ガイコウ シュホウ ノ カノウセイ ト ゲンカイ
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注記
博士論文「ビスマルクの対英政策とその基本方針 : 独英同盟・提携打診と植民地政策からの再考」(早稲田大学 2008年) に加筆・修正をしたもの
使用・参考文献一覧: 巻末p21-46
内容説明・目次
内容説明
「鉄血宰相」の外交の真髄とは?ビスマルクの対英政策を追い、外交と歴史への深い示唆を導き出す。
目次
- ビスマルクの登場とその対英政策
- 第1部 ビスマルクとディズレーリ—一八七〇年代後半における独英両国の模索(アプローチの背景—「目前の戦争」危機とオリエント情勢の変動;オリエント問題とビスマルクのイギリスへの接触;ビスマルクの同盟回避政策—利ヴァディアからの「難問」、ロンドンからの「誘い」への回答;二正面戦争の危機とビスマルクのイギリスへの再接触;ベルリン会議後の国際情勢とビスマルクの独英同盟提案)
- 第2部 ビスマルクとグラッドストン—「相対的安定期」における植民地をめぐるビスマルクの駆引き(旧来の手法の新たな可能性とその限界—「相対的安定期」におけるビスマルクの領土補償政策;方針変更?—ビスマルクにとっての反英的植民地政策;ビスマルクのフランス接近政策とイギリスの孤立)
- 第3部 ビスマルクとソールズベリ—「急場しのぎ」体制下のイギリスへのアプローチ(危機の勃発と「急場しのぎ」システム;独英同盟打診?—一八八七年一一月二二日付ビスマルク発ソールズベリ宛書簡をめぐって;ベッテンベルク、アルバート・エドワード、ノリアー—一八八八年における独英関係の動揺;「議会の承認」を得た同盟?—一八八九年一月の独英同盟とビスマルクの意図)
- ビスマルクの対英政策とその基本方針
「BOOKデータベース」 より