「帝国」 と 「祖国」 のはざま : 植民地期台湾映画人の交渉と越境
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「帝国」 と 「祖国」 のはざま : 植民地期台湾映画人の交渉と越境
岩波書店, 2010.8
- タイトル別名
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帝国と祖国のはざま : 植民地期台湾映画人の交渉と越境
- タイトル読み
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「テイコク」 ト 「ソコク」 ノ ハザマ : ショクミンチキ タイワン エイガジン ノ コウショウ ト エッキョウ
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注記
博士論文「植民地期台湾人による映画活動の軌跡 : 交渉と越境のポリティクス」(東京大学, 2006年)を大幅に加筆修正したもの
参考文献: 巻末p8-23
内容説明・目次
内容説明
「帝国」日本と「祖国」中国のはざまで映画に自己表現の場を求め「交渉」と「越境」を繰り返した植民地期台湾映画人。植民地台湾での「交渉」はなぜ映画製作を産業化させることができなかったのか。「越境」した映画人、劉吶鴎はなぜ「漢奸」として暗殺され、何非光はなぜ「忘却」されることになったのか。本書は、各地のアーカイブ資料や日記・書簡・インタビューなどを用いて、台湾‐上海‐重慶における映画をめぐる政治を解きほぐしながら、彼らの足跡を明らかにする。失われた映画史の環をつなぐ初の試み。
目次
- 第1章 台湾—植民地統治下の台湾映画人(映画の分節的普及と統制;映画受容の特徴;「交渉」の諸相;小括)
- 第2章 上海へ—暗殺された映画人 劉吶鴎(日中戦争前の中国における映画の普及と統制;「帝国」からの離脱;上海での映画活動;南京の国民党映画スタジオ;「孤島」上海における映画統制;小括)
- 第3章 重慶へ—忘却された映画人 何非光(植民地主義への抵抗;上海における「他者」;日中戦争期中国の映画統制;重慶での映画活動;小括)
「BOOKデータベース」 より