攘夷と憂国 : 近代化のネジレと捏造された維新史
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攘夷と憂国 : 近代化のネジレと捏造された維新史
批評社, 2010.8
- タイトル読み
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ジョウイ ト ユウコク : キンダイカ ノ ネジレ ト ネツゾウ サレタ イシンシ
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注記
参考文献: p272-281
内容説明・目次
内容説明
尊王攘夷を旗印にして倒幕・権力奪取に成功した「維新政府」は、開国和親を表明し、欧化主義を選択した。近代化のネジレを象徴する神戸事件に直面した「維新政府」は欧米諸国の外圧に屈するが、この事実は巧妙に隠蔽された。外圧と内紛の激動期を生きた幕閣・幕臣および志士たちの思想と行動を克明に跡付け、捏造された維新史を大胆に検証する。
目次
- 明治維新とネジレ
- 本居宣長と皇国思想
- 吉田松陰と下田踏海事件
- 揺れる松陰、偽る松陰
- 幕臣・福沢諭吉の憂国
- 元治元年に始まる
- 赤報隊の悲劇
- 神戸事件の本質
- 明治維新と郡県論
- 廃藩置県と二卿事件
- 佐田白芽と征韓論
- 偽りの明治維新
「BOOKデータベース」 より