キリストの勝利
著者
書誌事項
キリストの勝利
(新潮文庫, し-12-88,
新潮社, 2010.9
- 上
- 中
- 下
- タイトル別名
-
Res gestae populi Romani de Christi victoria
- タイトル読み
-
キリスト ノ ショウリ
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上232||Sh75||380000000053156,
中232||Sh75||390000000053157, 下232||Sh75||400000000053158
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注記
その他タイトルはカバージャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784101181882
内容説明
紀元337年、大帝コンスタンティヌスがついに没する。死後は帝国を五分し、三人の息子と二人の甥に分割統治させると公表していた。だがすぐさま甥たちが粛清され、息子たちも内戦に突入する。最後に一人残り、大帝のキリスト教振興の遺志を引き継いだのは、次男コンスタンティウス。そして副帝として登場したのが、後に背教者と呼ばれる、ユリアヌスであった。
- 巻冊次
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中 ISBN 9784101181899
内容説明
若き副帝ユリアヌスは、前線での活躍で将兵や民衆の心を掴んでゆく。コンスタンティウスは討伐に向かうが突然病に倒れ、紀元361年、ユリアヌスはついに皇帝となる。登位の後は先帝たちの定めたキリスト教会優遇策を全廃。ローマ帝国をかつて支えた精神の再興を目指し、伝統的な多神教を擁護した。この改革は既得権層から強硬な反対に遭うが、ユリアヌスは改革を次々と断行していくのだった—。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784101181905
内容説明
ユリアヌスは数々の改革を実行したが、その生涯は短く終わる。政策の多くが後継の皇帝たちから無効とされ、ローマのキリスト教科は一層進んだ。そして皇帝テオドシウスがキリスト教を国教と定めるに至り、キリスト教の覇権は決定的となる。ついにローマ帝国はキリスト教に呑み込まれたのだ。この大逆転の背後には、権謀術数に長けたミラノ大司教、アンブロシウスの存在があった。
「BOOKデータベース」 より