遥かなる大和
著者
書誌事項
遥かなる大和
(角川文庫, 16407-16408)
角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2010.8
- 上
- 下
- タイトル読み
-
ハルカナル ヤマト
大学図書館所蔵 件 / 全6件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
2007年1月刊の文庫化
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784043828098
内容説明
大和朝廷で改革を進める聖徳太子の期待を背負い、遣隋使に加わった留学生・高向玄理と南淵請安は、隋都で大使・小野妹子から密命を受ける。通事(通訳)・鞍作福利が、奪われた隋帝の国書を追って失踪したため、その行方を探ることになったのだ。高句麗侵略の準備に騒然とする隋で2人が見たのは、帝国の疲弊した現実だった。国書は誰に、なぜ奪われたのか?東アジアの視点から古代日本を活写する、全く新しい歴史小説の誕生。
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784043828104
内容説明
高句麗侵略に失敗した隋では、煬帝の圧政に対し内乱が拡大する。日中の対等な国交実現をめざす高向玄理と南淵請安も、理想に燃えて革命運動に身を投じた。大和朝廷では、高句麗・百済との同盟を推進する聖徳太子と、新羅と組んで権力保持を目論む大臣・蘇我馬子の対立が表面化しようとしていた。帰国した小野妹子は、増長する馬子を牽制すべく太子を支えるが、斑鳩の宮に暗雲が垂れ込める。一級の歴史エンターテインメント。
「BOOKデータベース」 より