枯れるように死にたい : 「老衰死」ができないわけ
著者
書誌事項
枯れるように死にたい : 「老衰死」ができないわけ
新潮社, 2010.8
- タイトル別名
-
枯れるように死にたい : 老衰死ができないわけ
- タイトル読み
-
カレル ヨウニ シニタイ : 「ロウスイシ」 ガ デキナイ ワケ
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注記
主要参考文献・付録「尊厳死の宣言書(リビングウィル)」: p247-[251]
監修協力: 佐藤順
内容説明・目次
内容説明
医療が終末期高齢者の死を先延ばししている?実情の取材を始めた著者が見たのは、鼻や胃に通した管から栄養を送られ、ただ時を過ごすお年寄りの涙だった。その矢先、96歳の姑が脳疾患で倒れ、意識不明。担当医には当然のように人工栄養を勧められるが…。「人間らしい最期」の在り方とは?人工栄養という延命治療が高齢者から自然な最期を遠ざける—。家族と自分のためにいま、知っておきたいこと。
目次
- プロローグ 姑、倒れる
- 第1章 初めての老人福祉施設
- 第2章 特別養護老人ホームでの看取り
- 第3章 親のターミナル(終末期)と親孝行
- 第4章 「胃ろう」で生きるとは
- 姑、倒れる—その後
- 第5章 胃ろうを中止するのは「殺人」というけれど
- 第6章 ぬくもりだけでいい、生きていてほしい
- 第7章 リビングウィルと尊厳ある死について
- エピローグ 姑の退院、そして自宅での最期
「BOOKデータベース」 より