われらにとって美は存在するか
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われらにとって美は存在するか
(講談社文芸文庫, [はL1])
講談社, 2010.9
- タイトル読み
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ワレラ ニトッテ ビ ワ ソンザイ スルカ
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注記
年譜(齋藤秀昭編): p340-347
著書目録(齋藤秀昭作成): p348-349
内容説明・目次
内容説明
「第三の新人」が文壇に登場し、注目を浴びていた時、彼らと歩を合わせるかのように、ひとりの新しき批評家が誕生する。それまでのマルクス主義的批評でもなく、また作家の生理によりかかる作家論的アプローチでもなく、作品それ自体の内部に“美”を見出す審美的批評を提唱し、その原理を探究する途に赴くも、中絶。新世代批評家として嘱望されながらも、三十三歳で自死した服部達の代表的作品を精選。
目次
- われらにとって美は存在するか
- 批評の新しい針路
- 新世代の作家たち
- 劣等生・小不具者・そして市民
- 「近代文学」的公式の崩壊
- 堀田善衞論
- 大岡昇平論
- 伊藤整論
- ロバート・シューマン論
- 最後の日記
「BOOKデータベース」 より