おじさんはなぜ時代小説が好きか
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おじさんはなぜ時代小説が好きか
(集英社文庫, [せ3-7])
集英社, 2010.7
- タイトル読み
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オジサン ワ ナゼ ジダイ ショウセツ ガ スキカ
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内容説明・目次
内容説明
時代小説とは何か?司馬遼太郎、藤沢周平ら多くの作家が活躍し、名作が書かれた昭和。作品が舞台とする江戸時代。高度経済成長期の「会社」生活に一喜一憂した昭和のサラリーマン達が自らを仮託した下級武士達と、経済成長なきユートピアとしての「藩」。それぞれの時代と社会を詳細に読み解き、日本人にとって時代小説が持つ意味をわかりやすく語る。おじさんも歴女も目からウロコが落ちる必読書。
目次
- 第1章 「小僧」は神様を信じない—山本周五郎
- 第2章 吉川英治の『宮本武蔵』と「修養主義」
- 第3章 「戦後」を問いつづけた司馬遼太郎
- 第4章 「海坂藩」の原風景—藤沢周平
- 第5章 山田風太郎—その教養と奇想
- 第6章 「侠客」その孤影と集団の両像—長谷川伸、村上元三など
- 第7章 「おじさん」はなぜ時代小説が好きか—森鴎外ほか
「BOOKデータベース」 より