国語科教科内容の系統性はなぜ100年間解明できなかったのか : 新学習指導要領の検証と提案
著者
書誌事項
国語科教科内容の系統性はなぜ100年間解明できなかったのか : 新学習指導要領の検証と提案
(国語授業の改革 / 科学的「読み」の授業研究会編, 10)
学文社, 2010.8
- タイトル別名
-
国語科教科内容の系統性はなぜ100年間解明できなかったのか : 新学習指導要領の検証と提案
- タイトル読み
-
コクゴカ キョウカ ナイヨウ ノ ケイトウセイ ワ ナゼ 100ネンカン カイメイ デキナカッタ ノカ : シン ガクシュウ シドウ ヨウリョウ ノ ケンショウ ト テイアン
大学図書館所蔵 全65件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
国語という教科が成立したのは、1900年のことである。それ以来、国語科の「教科内容の系統性」は曖昧なまま放置され続けてきた。そのことは、日本で最も影響力のある教科内容「学習指導要領・国語」にわかりやすいかたちで顕在化している。なぜ、小学校3・4年生で「登場人物の性格や気持の変化」を学び、5・6年生で「登場人物の相互関係」を学び、中学校3年生で「登場人物の設定」について学ぶのか。この順序にどんな必然性があるのか?「構造」「形象」「レトリック」「論理」「吟味」のキーワードを核としながら、「教科内容の系統化」について大胆な試案作成を試みる。
目次
- 1 国語科の教科内容の「系統性」を解明する(問題提起;物語・小説の系統性 ほか)
- 2 「系統性」を重視した新しい国語の授業づくり(詩の技法を生かした授業—「比喩」「反復」をどう読むか;新聞記事を読む力を育てるNIEの授業—京北オリンピック・聖火リレーの記事を読み解く ほか)
- 3 小学校・古典「竹取物語」の1時間の全授業記録とその徹底分析(『竹取物語』(冒頭)—かぐや姫の発見—の1時間の全授業記録;授業へのコメント(似た言葉の違いを考えることの大切さ;小学5年生の古文の授業方法「何でだろう」と謎解きをするように古文を読ませる) ほか)
- 4 国語科教育の改革—教科内容の「系統性」に関する提言(言語思考力育成系統化の一考察—『モアイは語る』を例に推論(対比と類比)の方法;「系統性」の複雑性をめぐるメモ ほか)
- 5 国語の教科内容の「系統性」を考えるための読書案内—私が勧めるこの一冊(『“解釈”と“分析”の統合をめざす文学教育』(鶴田清司著);『西郷竹彦文芸・教育全集3 国語科の全体像』 ほか)
「BOOKデータベース」 より