月岡芳年の世界
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月岡芳年の世界
復刊ドットコム, 2010.7
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ツキオカ ヨシトシ ノ セカイ
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Note
監修: 吉田漱
月岡芳年略年譜: p174-175. 掲載作品リスト: p176-178
「本書は、<中略>月岡芳年の作品のなかから、版画、肉筆画、画稿、挿絵類を抜粋し収録したものである」--凡例より
東京書籍1993年1月刊の復刊
Description and Table of Contents
Description
ギュスターヴ・モローやピアズリーに代表される世紀末美術にははるかに遠い日本で、同じ十九世紀末にひとりの異色画家が誕生した。月岡芳年—。“最後の浮世絵師”といわれ、同時に日本近代における“最初のイラストレータ”と評される彼。本書は、今まで残酷絵の画家としてばかり知られてきたこの月岡芳年の世界にスポットをあて、広い視野、広範な画域のなかから秀作を厳選。芳年の画業を集大成している。大英博物館の協力を得て、日本初紹介の芳年の下絵も一挙に公開。妖しげな世紀末という時代を生き抜いた一人の画家の業績が今、甦る。
Table of Contents
- 第1章 血と情念の美(残酷絵のなかの美)
- 第2章 武者と物語の人物(武者たちの勇姿;物語を構成する人物)
- 第3章 女性美の世界(女たちの風俗;物語を彩る女性たち)
- 第4章 怪異と幻想の世界(現代に蘇る妖怪たち;幽霊の世界)
- 第5章 戯画とさまざまなテーマ(芝居絵・役者絵の世界;狂画;動物画;生活のなかの浮世絵)
- 画稿・挿絵
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